专利摘要:
即時装着管継手の製造方法が開示される。本方法は、管継手セグメントを提供する工程を含み、各セグメントは、初期曲率半径及び初期範囲角度を有する。セグメントは各々、永久変形して、初期曲率半径よりも大きな最終曲率半径と初期範囲角度よりも小さな最終範囲角度を有するように変形させられる。変形させられたセグメントは、継手を形成するために、調整可能に締結できる固定具を使用して、端同士を接して組み立てられる。変形させられたセグメントは、継手を分解することなく、管要素がそれらセグメントの間に挿入され得るように、離間した状態に保持される。
公开号:JP2011513671A
申请号:JP2010549815
申请日:2009-03-03
公开日:2011-04-28
发明作者:ギブ、ジョン;アール. ドール、ダグラス
申请人:ヴィクトリック カンパニー;
IPC主号:F16L25-00
专利说明:

[0001] 本発明は、分解及び再組立てをする必要がなく、即時に装着可能な機械式管継手の製造方法に関する。]
背景技術

[0002] 管要素を端同士合わせて接合する機械式継手は、同軸に整列させられた管要素の端部を周方向において包囲して位置決めできる相互連結可能なセグメントを含む。「管要素」という用語は、本明細書では、あらゆる管状物、又は管状形態を有する構成部品を説明するものとして使用される。管要素は、管素材、L字型、キャップ型、及びT字型等の管継手、ならびに弁、レジューサ、ストレーナ、絞り機構、圧力調整器等の流体制御部品を含む。]
[0003] 各機械式継手セグメントはハウジングを含み、ハウジングは、ハウジングから径方向内側に突出すると共に、接続される管要素の外面と係合する弓形面を有する。この管要素は、平坦な端部、溝付、ビード付、ならびに肩付の形態を含む。弓形面と管要素との係合は、接合部への機械的拘束をもたらすと共に、管要素が、高い内圧及び外力の下であっても結合状態を保つことを保証する。ハウジングは、弓形面の間に、ガスケット又はシール、典型的には弾性リングを受け入れる環状溝を画定しており、該ガスケット又はシールは、各管要素の端部と係合すると共に、セグメントと協働して液密シールをもたらす。セグメントは、典型的には、ハウジングから外方に突出する突起部の形態をなす連結部材を有する。突起部は、ナット及びボルト等の固定具を受け入れるように適合させられており、セグメントを互いに接近するように引き寄せるために、調整可能に締結することができる。]
[0004] 継手及び管要素の間の良好な嵌合を保証するために、従来の継手の弓形面は、係合することが意図される管要素の外面の曲率半径と略合致させられた曲率半径を有する。溝付き管要素と共に使用される継手では、弓形面の曲率半径は、弓形面が適切に溝に嵌入すると共に該溝と係合するように、溝の外側における管要素の外面の弓形半径よりも小さい。肩付き又はビード付管要素と共に使用される継手では、曲率半径は、ビード又は肩部に隣接する管の外径と係合するように寸法が決められる。]
[0005] 従来の継手における継手の弓形面と管要素の外面との間のこの形状上の関係は、機械式継手が使用されるときに、時間のかかる装着方法を要する。典型的には、技術者は、セグメントが合わせてボルト締めされると共に、リングシールがセグメントの溝内に捉えられた状態で継手を受け取る。技術者は、最初に、継手のボルトを外すことにより継手を分解し、リングシールを取り外し、リングシールに(予め潤滑油が差されていないならば)潤滑油を差し、そのリングシールを、連結させられる管要素の端部周りに配置する。リングシールの装着には、リングシールに潤滑油を用いることと共に、管要素を収容するために頻繁に伸長させられることが必要であり、潤滑油が手によるシールの取扱いを困難にするため、厄介な作業となることが多い。リングシールが両方の管要素上の所定位置にある状態で、セグメントが次に、一個ずつ配置されて、管要素の端部を跨ぐと共に、リングシールをそれら管要素に接して捕らえる。配置中に、セグメントはシールと係合し、弓形面は(存在する場合には)溝、ビード、又は肩部と整列させられ、ボルトは突起部を挿通させられ、ナットがボルトに通されると共に締結させられ、継手セグメントが互いに接近するように引き寄せられて、シールを圧縮すると共に、弓形面を溝内で係合させる。]
発明が解決しようとする課題

[0006] 前述した事項から明らかなように、従来技術に係る機械式管継手の装着は、技術者が典型的には、少なくとも7個(継手が2個以上のセグメントを有する場合にはそれ以上)の個片部品を取り扱うことを必要とすると共に、継手を完全に分解し、再組立てしなければならない。技術者が、最初に一片ずつ完全に分解し、次にそれを再度組立てることなく機械式管継手を装着できるのであれば、かなりの時間、労力、及び費用が節約されるであろう。]
課題を解決するための手段

[0007] 本発明は、管要素を端同士で接合するための即時装着管継手の製造方法に関する。本発明に係る即時装着管継手は、予め組み立てられた状態で作業場へ到着すると共に、管継手を分解することなく管要素を挿入できるように構成される。]
[0008] 本方法は、(a)複数のセグメントを提供する工程であって、セグメント各々は、管要素の外面と調和するように適合させられた一対の接触面を有し、接触面同士は隣り合った状態で離間され、セグメントが初期角度の範囲を定める、工程と、(b)セグメント各々を最終角度の範囲を定める変形形状に変形させる工程であって、最終角度は初期角度よりも小さく、セグメントは変形形状を保持する、工程とを含む。]
[0009] 別の実施形態において、本方法は、(a)複数のセグメントを提供する工程であって、セグメント各々は、管要素の外面と調和するように適合させられた一対の弓形接触面を有し、弓形接触面同士は隣り合った状態で離間され、弓形接触面は初期曲率半径を有する、工程と、(b)セグメント各々を変形形状に変形させる工程であって、弓形接触面は最終曲率半径を有し、最終曲率半径は初期曲率半径よりも大きく、セグメントは変形形状を保持する、工程とを含む。]
[0010] 別の実施形態において、即時装着管継手の製造方法は、(a)複数のセグメントを提供する工程であって、各セグメントは、管要素の外面と調和するように適合させられた一対の接触面を有し、接触面同士は隣り合った状態で離間され、接触面は、対向して配置されると共に互いから初期距離だけ離れて位置決めされる第1端部及び第2端部を有する、工程と、(b)セグメント各々を変形形状に変形させる工程であって、接触面の第1端部及び第2端部は、互いに最終距離だけ間隔があけられて位置決めされ、最終距離は初期距離よりも大きく、セグメントは変形形状を保持する、工程とを含む。]
[0011] 特定の実施形態において、セグメントを変形させる工程は、(a)セグメント各々と係合可能な少なくとも1つの面を有する工具を供給する工程と、(b)セグメント各々を工具と係合させる工程と、(c)セグメントが工具から取り外されたときに、最終角度の範囲を定め、且つ/又は最終曲率半径を有するべく変形するように、セグメント各々と工具を互いに押し付ける工程とを含むことができる。]
[0012] 本方法の別の実施形態において、セグメントを変形させる工程は、(a)セグメント各々に沿って長さ方向に離間された2個の支持点において、セグメント各々を支持する工程と、(b)2個の支持点の間に位置する点において、セグメント各々を横切る力を付与する工程とによって作用させられて屈曲する工程を含む。]
[0013] 本方法は更に、接触面が中心空間を包囲して対向する関係にあるように、少なくとも2個のセグメントを端同士で接合することにより、即時装着継手を組み立てる工程を含む。セグメント同士は、調節可能に締結できる固定具を用いて接合することができる。好適には、セグメント同士は、接合後においては離間した関係に維持される。リング状シールをセグメント間に配置することができる。シールは、セグメントを支持してセグメント同士を所望の離間関係に維持する外面を有する。]
[0014] 好適には、初期及び最終の角度及び曲率半径は、接触面において測定され、接触面は好適には弓形形状である。]
図面の簡単な説明

[0015] 本発明に係る即時装着継手の製造方法を示すフローチャート。
本発明に係る即時装着継手の製造方法の一実施形態を示す概略図。
本発明に係る即時装着継手の製造方法の一実施形態を示す概略図。
本発明に係る即時装着継手の製造方法の一実施形態を示す概略図。
本発明に係る即時装着継手の製造方法の一実施形態を示す概略図。
本発明に係る即時装着継手の製造方法の一実施形態を示す概略図。
本発明に係る即時装着継手の製造方法の一実施形態を示す概略図。
本発明に係る即時装着継手の製造方法の別の実施形態を示す概略図。
本発明に係る即時装着継手の製造方法の別の実施形態を示す概略図。
本発明に係る即時装着継手の製造方法の別の実施形態を示す概略図。
本発明に係る即時装着継手の製造方法の別の実施形態を示す概略図。
本発明に係る即時装着継手の製造方法の別の実施形態を示す概略図。
本発明に係る即時装着継手の別の製造方法を示すフローチャート。
図10に説明される方法に係り変形させられる管継手セグメントを示す図。
図10に説明される方法に係り変形させられる管継手セグメントを示す図。
即時装着継手の部分断面端図。
即時装着継手を使用するジョイントの組立てを示す図。
即時装着継手を使用するジョイントの組立てを示す図。
即時装着継手を使用するジョイントの組立てを示す図。
即時装着継手を使用するジョイントの組立てを示す図。] 図10
実施例

[0016] 図1は、本発明に係る即時装着管継手の製造方法を示すフローチャートである。ブロック10に示されるように、複数のセグメントが提供される。セグメントは、典型的には、ダクタイル鉄から鋳造されるが、銅、鋼、アルミニウム可鍛鉄、ステンレス鋼、銅−ニッケル合金、ならびにPVC及びCPVC等のプラスチック等、他の金属から形成されてもよい。方法を効果的にするために、セグメントを形成する材料は、塑性変形可能でなければならず、且つ、割れを生じたり、他の破損態様を示したりすることなく、第1変形形状へと永久変形することが可能でなければならない。該材料はまた、破損することなく、再度変形可能でなければならないが、使用時に必ずしも可塑的でなくてもよい。] 図1
[0017] セグメントは、初期角度の範囲を定める且つ/又は初期曲率半径を有する部分を有する。ブロック12に示されるように、セグメントは、範囲角度が減少し、且つ/又は曲率半径が増大するように、変形させられる。セグメントは、このように永久変形させられる。つまり、セグメントは、永久変形を起こしてより小さな範囲角度及び/又はより大きな曲率半径をとるように、弾性限界を越えた応力を受ける。]
[0018] ブロック14において、セグメントは、締結可能な固定具を使用して、セグメントの端同士を連結することにより、継手になるように組み立てられる。セグメント同士は、例えば、セグメントを支持するためにシールを使用することにより、組立てられ、離間した状態に保持される。セグメント同士の間の間隔は、継手を分解する必要がなく、管要素をセグメントの間に挿入できるように選択される。管要素が継手内に適切に位置決めされると、固定具が締結される。セグメントは、管要素へ向けて引き寄せられると共に、管要素と係合される。セグメントは、固定具の締結及び管要素との係合の結果として変形し、該変形により、範囲角度が増大し、且つ/又は曲率半径が減少する。]
[0019] 図2〜図4は、代表的なセグメント16の一変形方法を示す。工具18が提供されるが、該工具は、セグメント16に所望される最終曲率半径よりも大きな曲率半径20を有する。工具の曲率半径20は、変形形状からの跳ね返りを補償するために、幾分大きくてもよい。跳ね返りは、弾性材料が塑性変形させられたときに頻繁に生じる。変形力によって引き起される応力が弾性限界を超えない材料部分が、殆ど常に存在する。この材料部分は、塑性変形せず、且つその弾性特性は、セグメントを部分的に元の非変形形状に戻すように作用する。] 図2 図2A 図3 図3A 図4
[0020] 図2において、セグメント16は、工具18と係合した状態で示されている。本例において、セグメントは、約180度の初期角度22の範囲を定め、且つ、セグメントの初期曲率半径24は、工具18の曲率半径20よりも小さいので、セグメントは工具上に乗る。図3に示されるように、ラム26は、セグメント16と係合すると共に、セグメント16を工具18に押し付ける。ラムは好適には液圧駆動されるが、機械式ラムであってもよい。その結果、セグメントは、弾性的且つ可塑的に変形し、工具の形状に従う。力の影響で係合させられる一方で、セグメント16は、工具と同じ曲率半径を有する。より大きな曲率半径をとるように強いられるため、範囲角度はより小さくなる。] 図2 図3
[0021] 図4に示されるように、ラム26との係合が解除され、セグメント16が工具18から解放される。セグメントは、塑性変形させられて、永久変形しており、このとき、最終曲率半径28は、初期曲率半径24よりも大きく、また、最終範囲角度30は、初期角度22よりも小さい。180度の初期範囲角度22に対して、約170度〜約178度の最終範囲角度が可能である。実際のセグメントでは、最終曲率半径は、初期曲率半径よりも、約5パーセント〜約10パーセント大きくすることができる。] 図4
[0022] 図2A、図3A及び図4Aは、図2〜図4について上述された工程を示すが、120度の初期角度22を定めるセグメント16について示されている。継手は、端同士で結合された3個のこのようなセグメントを有する。本方法は本質的には、図2〜図4に示される180度のセグメントと同じであるが、約120度の初期範囲角度22を備え、最終範囲角度30は好適には、約112度〜約119度となる。] 図2 図2A 図3 図3A 図4 図4A
[0023] 図5〜図7は、即時装着継手の製造方法における、セグメント16の別の変形方法を示す。これらの図は、3点屈曲法を示す。図5に示されるように、初期曲率半径24及び範囲角度22を有するセグメント16は、各端部において、支持具32及び34によって支持される。図6に示されるように、ラム26は、支持具の間のいずれかの位置において、好適にはそれらの中間で、セグメントと係合する。ラムは、セグメントを横切る力を付与し、セグメントを可塑的に屈曲させると共に、より大きな曲率半径36(「中間曲率半径」)及びより小さな範囲角度38(「中間範囲角度」)を有する変形形状をとるように強いる。適切な角度をなす屈曲が達成されると、ラム26が取り外され(図7を参照)、セグメントが支持具32及び34から取り外される。ラムによって付与される力は、結果的に、セグメントに、初期曲率半径24よりも大きな最終曲率半径28、及び初期範囲角度22よりも小さな最終範囲角度30を備えた永久変形を生じさせる。最終曲率半径28は、セグメント16における跳ね返りの量に応じて、中間曲率半径36と同じか、又はそれよりも小さくなり得る。同様に、最終範囲角度30も、セグメントにおける跳ね返り程度に応じて、中間範囲角度38と同じか、それよりも大きくなり得る。] 図5 図6 図7
[0024] 図8は、セグメント16の別の変形方法を概略的に示す。本例において、引張力17は、対向する端部において反対方向に付与される。この力の付与は、簡易な取付点をもたらす突起部42と係合するために、取付具を使用して、液圧の作用を受けてもよい。図9は、更に別の変形方法を示しており、外方へ広がる力19は、各セグメント16の端部の間に付与される。ここでも、変形力19を効果的に付与するために、適切な取付具が必要である。] 図8 図9
[0025] 当然のことながら、曲率半径24,28及び36は、セグメント16上の任意の便宜的な点に対して測定され得る。これらの半径を、符号40等の凹状弓形面に対して測定すると効果的であり、この弓形面は、内方へ突出すると共に、以下に説明されるように、継手によって接合される管要素の外面と接触するように適合させられる。同様に、範囲角度22,30及び38を、接触面40に対して測定すると効果的である。或いは、範囲角の決定のために、基準点として使用され得る突起部42が、セグメントの各端部に存在する。]
[0026] 図10は、即時装着管継手の代替の製造方法を説明する別のフローチャートを示す。ブロック11に記載されるように、両端が初期距離だけ互いに離間して位置決めされた接触面を有するセグメントが供給される。このようなセグメント16の一例は図11に示されており、接触面40は、初期距離45だけ隔てられた、対向して配置される端部41及び43を有する。再度図10を参照すると、ブロック13において説明されるように、セグメントが、例えば前述の技術(工具との強制係合法、或いは3点屈曲法)のいずれかによって変形させられ、その結果、接触面の両端は、初期距離よりも大きな最終距離だけ互いから離れる。これは更に図12に示されており、図12では、セグメント16は変形形状で示され、端部41及び43は、図11に示される初期距離45よりも大きな最終距離47にて位置決めされている。実際的な実施形態において、最終距離47は、初期距離45よりも、約5パーセント〜約10パーセントだけ大きい。図10のブロック15は、以下に詳細に説明される継手を形成するために、セグメントが端同士で接合されることについて説明する。] 図10 図11 図12
[0027] 図13に示されるように、セグメント16は、その変形形状において、継手42を形成するために組み立てられる。組立て法には、少なくとも2個のセグメント16を端同士で接合する工程と、それらセグメントを、調整可能に締結できる固定具、例えばボルト44及びナット46を使用して、互いに固定する工程とを含む。継手の即時装着態様は、変形形状、及び以下に説明されるように、(対応して継手の寸法が決められる)管要素をセグメントの間に挿入できるように、セグメントが離間された状態で保持されるという事実によって与えられる。セグメントは好適には、それらの間に位置決めされるシール48によって、離間された状態に保たれる。シール48は、セグメントを支持してそれらセグメントを離間した状態に保つ外面50を有する。他の形態のスペーサを用いてもよい。切欠52は、破線で示されており、管要素の挿入のために付加的な間隙をもたらすように、セグメントの両端に設けられてもよい。切欠の存在は、セグメントの間に必要とされる離間の程度を減少させると共に、妥当な長さの固定具を可能にする。ギブ(Gibb)らに付与された米国特許第7,086,131号は、継手のこれら様々な態様を説明しており、同明細書は、参照により本明細書に援用される。] 図13
[0028] 予め組み立てられた即時装着継手は、図13に示されるように供給される。使用に際して、図14及び図15に示されるように、管要素54及び56は、それらの変形形状、離間、及び(存在するのであれば)切欠52が存在することにより、分解の必要なく、セグメント16の間に挿入される。図示されるような溝付管の接合においては、セグメントの接触面40は、溝58と整列させられる。図16及び図17に示されるように、固定具(ボルト44及びナット46)が締結され、セグメントが互いに引き寄せられて、管要素と係合する。固定具を締結すると、セグメント16が変形し、セグメント16の接触面40が、それらの全弓形長の略全体に亘り、溝58内において管の外面と係合する。固定具によって付与される力は管要素によって作用させられ、セグメントは、溝面との係合によって決められるように、より小さな曲率半径及びより大きな範囲角度に変形させられる。] 図13 図14 図15 図16 図17
[0029] 2インチ(5.08センチメートル)の公称外径(2.375インチ(約6.03センチメートル)の実外径)を有する管と共に使用するための即時装着管継手の実際例において、変形形状についての接触面の最終曲率半径(固定具の締結前)は、約1.22インチ(約3.10センチメートル)であり、パッド接触係合で締結させられたときの半径は、約1.12インチ(約2.84センチメートル)である。或いはこれは、接触面の両端の間の距離の関数として表すことができる。2インチ(5.08センチメートル)の公称外径の管と共に使用する場合、(締結前の)変形形状において、接触面端部間の最終距離は、2.44インチ(約6.20センチメートル)である。セグメントをパッド接触状態とするために固定具が締結されたときの距離は、2.26インチ(約5.74センチメートル)である。]
[0030] 即時装着管継手の別の例において、4インチ(10.16センチメートル)の公称外径(4.5インチ(11.43センチメートル)の実外径)を有する管について、(固定具の締結前における)変形形状での接触面の最終曲率半径は、約2.36インチ(約5.99センチメートル)であり、パッド接触係合で締結させられたときの半径は、約2.16インチ(約5.49センチメートル)である。或いはこれは、接触面の端部間の距離の関数として表すことができる。4インチ(10.16センチメートル)の公称外径の管と共に使用する場合、(締結前の)変形形状において、接触面端部間の最終距離は、4.71インチ(約11.96センチメートル)である。セグメントをパッド接触状態とするために固定具が締結されたときの距離は、4.35インチ(約11.05センチメートル)である。]
[0031] 本明細書に説明される方法により製造された即時装着管継手は、頑丈で堅固な液密継手をもたらす一方で、装着に必要とされる時間及び労力を減少させる。]
权利要求:

請求項1
管要素を端同士で接合する即時装着管継手の製造方法であって、複数のセグメントを提供する工程であって、セグメントの各々は、前記管要素の外面と調和するように適合させられた一対の接触面を有し、接触面同士は隣り合った状態で離間され、前記セグメントが初期角度の範囲を定める、工程と、前記セグメントの各々を、最終角度の範囲を定める変形形状に変形させる工程であって、前記最終角度が前記初期角度よりも小さく、前記セグメントは前記変形形状を保持する、工程とを含む方法。
請求項2
前記初期角度が約180度である、請求項1に記載の方法。
請求項3
前記最終角度が約170度〜約178度である、請求項2に記載の方法。
請求項4
前記初期角度が約120度である、請求項1に記載の方法。
請求項5
前記最終角度が約112度〜約119度である、請求項4に記載の方法。
請求項6
前記変形させる工程が、前記セグメントの各々と係合可能な少なくとも1つの面を有する工具を提供する工程と、前記セグメントの各々を前記工具と係合させる工程と、前記セグメントが前記工具から取り外されたときに、前記セグメントの各々が前記最終角度の範囲を定めるべく変形するように、前記セグメントの各々及び前記工具を互いに押し付ける工程とを含む、請求項1に記載の方法。
請求項7
前記変形させる工程が、前記セグメント各々に沿って長さ方向に離間された2個の支持点で前記セグメント各々を支持する工程と、前記2個の支持点の間に位置する点において、前記セグメント各々を横切る力を付与する工程とを含む、請求項1に記載の方法。
請求項8
前記変形させる工程が、前記セグメントの対向する端に引張力を付与する工程を含む、請求項1に記載の方法。
請求項9
前記変形させる工程が、各セグメントの端部間に外方へ拡張する力を付与する工程を含む、請求項1に記載の方法。
請求項10
前記接触面が対向して中心空間を包囲するように、前記セグメントの少なくとも2個を端同士で接合する工程を更に含む、請求項1に記載の方法。
請求項11
調整可能に締結できる固定具を使用して前記セグメントを接合する工程を更に含む、請求項10に記載の方法。
請求項12
前記セグメントを接合した後に、該セグメント同士を離間した状態で保持する工程を更に含む、請求項10に記載の方法。
請求項13
前記セグメントの間にリング状シールを位置決めする工程を更に含み、該シールは、前記セグメントを支持する外面を有すると共に、それらセグメントを離間した状態に保持する、請求項12に記載の方法。
請求項14
前記接触面は弓形面を含み、前記方法は更に、前記弓形面において、前記初期角度及び最終角度を測定する工程を含む、請求項1に記載の方法。
請求項15
管要素を端同士で接合する即時装着管継手の製造方法であって、複数のセグメントを提供する工程であって、セグメントの各々は、前記管要素の外面と調和するように適合させられた一対の弓形接触面を有し、該弓形接触面は隣り合った状態で離間され、且つ初期曲率半径を有する、工程と、前記セグメント各々を変形形状に変形させる工程であって、前記弓形接触面は最終曲率半径を有し、該最終曲率半径は、前記初期曲率半径よりも大きく、前記セグメントは前記変形形状を保持する、工程とを含む方法。
請求項16
前記最終曲率半径は、前記初期曲率半径よりも約5パーセント〜約10パーセント大きい、請求項1に記載の方法。
請求項17
管要素を端同士で接合する即時装着管継手の製造方法であって、複数のセグメントを提供する工程であって、セグメント各々は、前記管要素の外面と調和するように適合させられた一対の接触面を有し、該接触面は隣り合った状態で離間され、該接触面は、対向して配置されると共に初期距離だけ互いから離間して位置決めされる第1端部及び第2端部を有する、工程と、前記セグメント各々を変形形状に変形させる工程であって、前記接触面の第1端部及び第2端部は、互いから最終距離だけ離間されて位置決めされ、該最終距離は前記初期距離よりも大きく、前記セグメントは前記変形形状を保持する、工程とを含む方法。
請求項18
前記最終距離は、前記初期距離よりも約5パーセント〜約10パーセント大きい、請求項17に記載の方法。
請求項19
前記変形させる工程が、前記セグメント各々と係合可能な少なくとも1つの面を有する工具を提供する工程と、前記セグメント各々を前記工具と係合させる工程と、前記接触面の第1端部及第2端部を前記最終距離だけ離間するように位置決めするために、前記セグメント各々を変形させるように、前記セグメント各々及び前記工具を互いに押し付ける工程とを含む、請求項17に記載の方法。
請求項20
前記変形させる工程が、セグメント各々に沿って長さ方向に離間された2個の支持点において、セグメント各々を支持する工程と、前記2個の支持点の間に位置する点において、セグメント各々を横切る力を付与する工程とを含む、請求項17に記載の方法。
請求項21
前記変形させる工程が、前記セグメントの対向する端に引張力を付与する工程を含む、請求項17に記載の方法。
請求項22
前記変形させる工程が、前記セグメント各々の端部の間に外方へ拡張する力を付与する工程を含む、請求項17に記載の方法。
請求項23
前記接触面が対向して中心空間を包囲するように、前記セグメントを端同士で接合する工程を更に含む、請求項17に記載の方法。
請求項24
調整可能に締結できる固定具を使用して、前記セグメントを接合する工程を更に含む、請求項23に記載の方法。
請求項25
前記セグメントを接合した後に、該セグメントを離間した状態に保持する工程を更に含む、請求項23に記載の方法。
請求項26
前記セグメントの間にリング状シールを位置決めする工程を更に含み、該シールは、前記セグメントを支持する外面を有すると共に、それらセグメントを離間した状態に保持する、請求項25に記載の方法。
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